今年はリバティ135周年
この間の休みに、前から一度いこうと思っていた、
青山にある“ヴァルカナイズ・ロンドン”にいってきました。
イギリスの様々なブランドが集まった、
日本初の新業態となるブランド・アーケード・ショップ
というものみたいです。
今年がリバティ135周年ということでなのか、
<LIBERTY ART FABRIC FAIR>
が開催されており、
コラボ商品や、イギリスからの輸入品があり、
リバティ×グローブ・トロッターのオーダーをやっていました。
ちなみに写真は連休中に、
<「London Ride on!」 ゴールデンウィークは渋谷で「ロンドン体験」>
というイベントがやっていて、
ちょうどロンドンバスがヴァルカナイズに到着したところに遭遇したので。
生地に関わる仕事をしている人、生地が好きな人は、
ほとんどの人が知っていると思われるリバティ。
リバティの生地は主にリバティの開発した
‘タナローン’の生地にプリントされています。
日本で、生地屋さんなどで手に入れることの出来るリバティの生地で、
‘タナローン’のものは、国産と、イギリスからの輸入のものがあります。
この生地、国産と輸入のものとで生地の違いがあって、
生地巾が
国産 112cm
輸入 137cm
価格が
国産 ¥2,940/m
輸入 ¥4,410/m
あとヴァルカナイズにハローキティ×リバティがあって、
これは ¥3,150/m だったかな。
生地幅と価格以外にも生地の感じが異なります。
自分がもっているものを比べてみると、
輸入の方が張りがあり、光沢が強い感じ。
糸使いは、調べてみると国産の方は
タテ糸:70番手単糸 ヨコ糸:100番手単糸
綿100% 平織(ローン)
でした。
輸入の方もおそらく、綿100% 平織(ローン)
だとは思うのですが。
パッと見、番手の違いはよくわからないので、
生地感の違いは、
糸の撚りの違いや、織物整理の違い
シルケット加工の違いなのかな??
絶対的な基準があるわけではないのでどちらの生地がいいとはいえませんから、
自分の気に入った生地を選ぶことになりますね。
綿生地としては結構な値段がしますが、
パッチワーク用に少量にカットされた生地や
10cm~のカット売りをしているところもあるので、
なるべく実物を見比べてから購入することができればよいかと。