7月 06, 2017 - 0 Comments - 教室 -

シルクスクリーン製版 教室 奥田塾

こんにちは、春日です!!


7月8日(土)の奥田塾から参加でも、なんとっ、オリジナルの製版間に合います。最後のチャンスです!!


『これからスクリーン製版の工程をおさらいします。』

7月にフィルム出しと紗張りを行い、8月の奥田塾で下記の工程を実際に体験して
オリジナル製版ができます。

・感光液塗布
を張ったスクリーン枠感光液を塗ります。

『平滑に塗れるよう慎重に作業』

・版の乾燥
感光液は高温でも反応を起こしてしまうので、
温度管理をし、低温乾燥させます。

『乾いているか確認』

・感光台にフィルムを置きます。
フィルムを、まっすぐ貼ります。
曲がって貼ると、 この後の作業で不具合がでるので、
ここは慎重に作業します。

『左右の高さをしっかり合わせます。』

・フィルムと版を重ねます
の中心あたりにがくる様に、配置します。

『乾いた版をフィルムの上に置きます。』

・感光台のセット
中の空気を抜いて、フィルムを圧着させます。

『空気が抜けているか確認』

・紫外線照射
感光用ライトで紫外線を当てます。
日焼けサロンにあるマシーンと一緒ですね。
感光液紫外線で反応を起こして、固まります。
の部分は、透明なフィルムに黒で印刷されているので
紫外線が当たりません。
紫外線の当たる箇所と当たらない箇所を
作ってあげることで、スクリーン用
を作る事が出来ます。

僕もガンガン当たります。夏が近いです。

『目によくないので、サングラスをかけます。』

・感光液の膨潤
水槽にを沈めて、感光液を膨潤させます。

『1分~2分くらい水につけます。』

・水流をあてます。
両面の余分な感光液を流します。
紫外線の当たらない箇所は、感光液が固まっていないので
水流をあてる事で、感光液が流れ落ちます。

『あまり強い水流をあてないように注意。』

・版の完成
ピンホール修正をして、
の周りをテープで止め、
版と僕の完成です。チェケラッチョ。

『オリジナル製版が出来ました。』

以上、不完全な松崎でした。

これからの夏の日差しと、製版にはくれぐれも気をつけましょう。

 


奥田塾では、月1回捺染の勉強会を行っています。
教育者・作家・デザイナーなどの専門的な方から趣味や染織に興味ある方、
初心者までそろった幅広い会となっております。
昨年度から、オリジナルのスクリーン製版を授業に取り入れています。
7月から参加されれば、スクリーン製版が出来ます。

過去の勉強会風景はこちらになります。
http://staff.okudaprint.com/category/works/school/

2017年度 奥田塾スケジュール

 日程 実習内容
 7月 8日(土) 反応染料の防抜染のプリント(NEW)
 8月19日(土) 顔料プリント・特殊バインダープリント(箔/発泡/ラメ/光沢/オパールetc…)
 9月16日(土) 反応染料の防染プリント
10月14日(土) 硫化染料の抜染プリント
11月11日(土) 立体加工(塩縮/リップル/縮絨/熱可塑性)or反応染料のプリント
12月 9日(土) 天然藍のプリント
 1月20日(土) 作品制作(NEW)
 2月17日(土) 作品制作(NEW)
 3月17日(土) 作品制作(NEW)

オリジナル製版について
下記の日程でスクリーン用の版を制作します。
7月に奥田塾の実習と並行して『紗張り』をしていただきます。
デザイン画(完成していなくて構いません。)を持参して下さい。
8月の奥田塾で版が完成予定です。

日程
 7月 8日(土) 版制作実習1 紗張り
 8月19日(土) 版制作実習2 製版(感光液塗布→感光→修正)版完成
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